エロお題9-9
間空いてしまってごめん。推敲なんて皆無。とりあえず書く、書きなぐる。
9-9
「え?あっ!…ま、待て…っ!!」
素肌を晒すと、そこには見事なまでに赤くぷっくり腫れ上がった2つの突起があった。
本人が人前に出るのを恥ずかしがるのもまぁ分かる。赤いお豆を支える乳輪が小さめなだけに、まるで子供のおしゃぶりのような、非常にアンバランスな見た目をしていたが、その分本能に訴えてくる卑猥さがある。
ましてそれが憧れの上司のものだというのだから、我慢などできるはずもない。
固くなったしこりをつまみ上げると、その先端を口に含んだ。
「やっ!バカ!やめろ!」
「どうしてですか?何も感じないのでしょう?」
「そう…だが、そんなっ…そんなことしたらっ…ひぃ!ぅっ!」
固い痼りを持ち上げて、その先でペロペロ舐め上げると、押さえつけていたラダマンティス様の体がガタガタと揺れた。
「っ、んぅ…やっ‥はっ…」
髪を掴み痛いくらいに引っ張られたが、そんなもので今の私が止まるわけがない。
例え頭が上半分吹き飛ばされても、いまこの口で咥えたものは離さないだろう。
拘束させた腕を捉えて、さらに固く尖っていく尖端に舌を這わせてチュウチュウと吸い上げる。
ラダマンティス様は溢れ出る声を我慢しているのか。腕に噛みつき顔を隠しながらブルブルと体を震わせている。
「ふうっ!…ぅ!…ふぅっ!―――ぎっ!」
漏れる嬌声をもっとよく聞きたかったが、それよりラダマンティス様の食いしばった腕から血が滲んでいるのを見て、さすがにいじめ過ぎたかと良心が咎める。
「ラダマンティス様、止めますから、腕を噛むの止めて下さ――…」
腕を掴み思わず息を飲んだ。
あのラダマンティス様が、涙を流し、鼻水をすすりながら子供のように泣きじゃくっている。
「もっ、申し訳ございません!!調子に乗りすぎました!!」
すぐさまその場に座り、頭に額をこすり付ける。
「……か?」
「え?」
うまく言葉が聞き取れなくて、ラダマンティス様はもう一度掠れた声を漏らした。
「…っ…オレのこと、っ…嫌になったか?」
「そっ、そんなことあるわけないじゃないですか!なぜそんなことになるんですか!!?」
思わず声を大にして叫んでしまった。
「だって…こんなみっともない姿見られて…絶対に、軽蔑された」
「だから!私がそんなことするわけないじゃないですか!」
信じてもらえていなかったはショックだが、いやこれはここまでラダマンティス様を追い詰めた私自信の愚行が招いた結果だ。
ふぅと息を大きく吐き、それからラダマンティス様の背中に手を回し、落ち着かせるように手を添えた。
「ラダマンティス様がどんなお姿であろうと関係ありません、私はラダマンティス様をお守りし、この命ある限り片時も離れずお側にお仕えし続けます、どうか信じて下さい」
「…本当か?」
「信じて頂けないんですか?」
「だってお前、俺が嫌だと言っても止めようとしないし」
ギクリと痛いところを突かれるが、何とか平静を装う。
「そ、それは…ラダマンティス様の感覚コントロールのため、致し方なく荒療治をしているんです!」
どういう意味だと聞き返される。
「つ、つまりですね、恥ずかしがって感覚を拒絶ばかりするから逆に振り回されてしまうんです。なので一度全て受け入れてみてはいかがでしょうか?そうすればきっとラダマンティス様もご自身の体をコントロールできるようになるはずです!!」
自分でも何を言っているのか全くもって意味不明だが、ここは勢いで押し切るしかない。
「お前がそう言うのなら、分かった。ただ…」
そうしてラダマンティス様は俯きながら私の手をとった。そして…
「もう少し、優しくしてくれ」
そう言って自ら胸に押し当ててきたのだから、ラダマンティス様の願い虚しく私の理性が吹き飛んだもの無理もない話だ。
つづく